浦安市サッカー協会では、3月19日、日曜日、まちづくり活動プラザで行われた、まちづくりフェスタwithにおいて、やってみよう「歩くサッカー」体験会を開催いたしました。
まちづくりフェスタwithに参加された、幼児、未就学児、小学生、大学生、保護者、祖父母まで、年齢、性別、サッカーのレベルを問わず、110名のみなさんが、一緒に歩くサッカーを楽しみました。
少し小さめの歩くサッカーのコートを2面作成し、そこで6回のセッション、合計12回ゲームを行いました。
最初のセッションでは、おとなりのエリアで子どもの遊びイベントを行っている了徳寺大学の学生さん、イベントに来てくれたチーバ君にも入ってもらって、みんなで一緒にゲームを楽しみました。
歩くサッカーは、サッカーの母国、イングランドで考案されました。
高齢者が安全にサッカーを楽しむことができるよう、ルールなどが工夫されています。
基本ルールは、歩いてプレーする、チャ―ジをしない、ヘディングなど浮きボールを扱うプレーをしない、というものです。
日本サッカー協会では、これを原型にして、日本独自のルールで、相手のボールを奪わない、接触を一切しないというやり方で、より安全に、自分のプレーを、自分のペースでできるように、そして誰もが一緒にサッカーを楽しめるようにしています。
運営に協力いただいた、地域のジュニアサッカークラブ、新浦安ユナイテッドの小学生たちも、指導者と一緒に参加してくれました。
いつものサッカーとはちがうため、最初はとまどってしまい、走ったり、相手のボールにスライディングしたりしていましたが、だんだん慣れてきて、パス回しなどがスムーズにできるようになりました。
育成年代では、高いプレッシャーの中でプレーすることも大事ですが、そればかりだと、あわてて蹴ってしまったり、考えないでプレーすることがあります。
歩くサッカーのように、プレッシャーのない状況で、周囲を観たり、仲間とどういうビルドアップをしていくのがよいか考える、ボールを奪えないときに、どこに立ってディフェンスすればよいか工夫する。
私たちは、そういうサッカー体験も重要なのではないかと考えています。
新浦安ユナイテッドに敬意を表して、入口にバナーフラッグを掲示しました。
歩くサッカーのルール解説、セッション時間割等を掲示しています。
まちづくり活動プラザは、旧入船北小学校が生徒数の減少で廃校となった際、校舎を改修して、地域で活動する公益法人などの活動拠点となっています。
まちづくりフェスタwithは、ここで活動する法人の日頃の活動の成果を披露したり、ワークショップを行ったり、フリーマーケットやキッチンカ―なども出店されて、なかなか盛況でした。
浦安市サッカー協会では、今後、このような歩くサッカー体験会を定期開催して、地域のみなさんが、地元で、気軽にスポーツを楽しむ機会をつくり、お互いの交流を深めていただき、健康増進にも役立てたらと考えております。
年齢、性別、サッカーのレベル、国籍、障がいあるなし、などを問わず、だれもが一緒に、安心・安全に、サッカーを楽しめるよう。
今後のイベント開催については、このホームページでお知らせいたします。
最後に、参加いただいたみなさん、運営協力いただいた新浦安ユナイテッドのみなさん、ありがとうございました。